消費者金融の審査、ココが不安

消費者金融から自己破産後も借りられる?

投稿日:2018年6月6日 更新日:

債務整理のひとつ「自己破産」は借金を免責できる一方で生活のための最低必要限なお金以外はすべて処分しなくてはなりません。そのため、自己破産によって借金を無くしてもすぐにお金に余裕が出るわけではありません。結果として自己破産後の生活で金銭面が苦しい、という声もよく耳にします。

生活費が苦しい時は消費者金融から借入できれば良いのですが、自己破産などの債務整理を行うと一般の消費者金融からの借入はかなり厳しくなります。キャッシングだけでなく、クレジットカードや自動車ローンなどの審査も厳しくなります。

「黙っていればバレないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、自己破産をした時点で信用情報機関に登録され、すぐに確認できるようになっています。それぞれの消費者金融は審査の時点で必ず信用情報機関に問い合わせているのでこれを避けることは不可能です。これが世間一般で言われている「ブラックリスト入り」になります。

信用情報機関に自己破産の情報が掲載されている期間はおよそ5年から10年程度だと言われています。信用情報機関はいくつかあって、それぞれで期間が異なっているようです。明確に情報を登録し続ける期間を明示しているわけではないためあくまでも目安のひとつとして覚えておきましょう。もちろんこれらの期間よりも長く保存され続ける場合もありますし、もっと早く記録が抹消される可能性もあります。

キャッシングを行なう際には個人の信用情報が関わってくるわけですが、この関係についてお話するにあたって、個人の信用情報について少し触れておきたいと思います。

信用情報機関に登録されたらどうなる?

キャッシング会社やクレジットカード会社と契約すると、信用情報機関という所に申し込み情報が登録される仕組みになっています。契約書にも、信用情報機関に登録されることは、記載されています。契約者が、過去にどのような借入・返済をしていたのかを知ることによって、悪質な滞納者への貸付を避けて、会社を安定させることができるだけでなく、何社からも借入をしている申し込み者に対して、借り過ぎによる自己破産を避けさせるというメリットもあります。

よく耳にするブラックリストとは、返済遅延や滞納、自己破産などの記録が信用情報機関に登録されているということです。キャッシング申し込み時に、嘘の記載をしても信用情報機関に照会をすれば、すぐに嘘が発覚してしまうので、絶対に嘘の情報を記載することは止めましょう。61日以上の滞納を繰り返していると、3年~5年信用情報機関に登録されます。登録されている期間は、キャッシングやクレジットカードの申し込みが出来なくなります。登録が消えたら、晴れて申し込みが出来るようになるのです。

自分の事故情報

新規にキャッシング申し込みをしたくても、信用情報機関にまだ滞納などの履歴が残っているかもしれないけれど、いつまで待てばいいのかはっきりさせたい、という場合は自分で調べることが出来ます。各業者によって、信用情報機関に登録するタイミングは異なりますので、自分で思っていたよりも1ヶ月長かったという場合も多々ありますので、不安な方は調べてみましょう。調べ方は、書面かネットで有料で調べることができます。

また、信用情報機関に登録されている内容は、よっぽどのことがなければ登録内容を消すことはできません。たまに、事故情報を消すことができるように謳っている業者がありますが、そのようなことは限りなくゼロに近いことなので、信じないようにしましょう。それから、自分では何も悪いことはしていないと思っていても、クレジットカードの引き落とし口座が、毎月座高不足で引き落としをかけることができなかったりすると、悪質な滞納とみなされて信用情報機関に登録されてしまうので、気を付ける必要があります。また、一定の期間が経過しても契約が残っていると、申し込みをしても審査に落ちてしまう可能性がありますので、契約を解除しておくことも忘れないようにしましょう。

自分の事故情報の調べ方

クレジットカードの申し込みが初めてなのに、何故か審査に落ちてしまったという方は、多いのではないでしょうか。そういった時は、信用情報機関で自分の情報を調べることができます。CICという信用情報機関は、クレジット会員の契約内容や支払い状況などを開示しています。契約時に利用した電話番号から、受付番号を取得して、案内に沿って手続きすると、1回1,000円で利用することが出来ます。郵送でも開示請求することができますが、最低でも10日程かかります。

金利を払い過ぎていたかも

何十年も、高金利で返済を続けている場合、過払金の請求が出来るかもしれません。時効が迫っている場合が多いので、弁護士などを通して確認するとスムーズに手続きすることが出来ます。また、過払金対象者で、滞納履歴がある方が、過払のことを知らなくて、新規のキャッシングが出来ない場合もあるようです。

間違って信用情報機関に登録されたままになっている方もいるようなので、自分が過払の対象なのか、信用情報機関に登録されているのかなども併せて、弁護士事務所で確認することをお勧めします。弁護士事務所は、費用がかかるから利用したくても利用できない、と思っている方が多いかもしれませんが、最近の弁護士事務所では、フリーダイヤルで気軽に相談することが出来るようになっているので、先ずは電話で相談してみるとよいでしょう。

弁護士に相談する際は、複数個所に問い合わせをして、費用や対応時の態度などを見極めてから利用するようにしましょう。弁護士事務所の中には、自分で簡単に調べることが出来る信用情報機関の情報を、弁護士が代行して1機関につい1万円も請求して調べる、といった悪質な対応をしているところも多くあります。先ずは、無料相談を利用してみましょう。

個人の信用情報に傷が付くと様々なことで悪影響が出てきます

個人の信用情報は、信用が関わる行為がなされる時に用いられる情報です。信用が関わる行為としては、相手に直接お金を渡すことなく、物を買うという行為や、あるところからお金を借入する行為が挙げられます。

よって、クレジットカード付帯のショッピング枠を利用して買い物をする、ローンを組んで電化製品を購入する、クレジットカード付帯のキャッシング枠を使ってキャッシングを行なう、消費者金融等の貸金業者を利用してお金を借りる等の行為は、信用が関わる行為とみなされるわけです。

また、こういった行為が行なわれる際には事前に審査が行なわれ、審査を行なうことによって、銀行、消費者金融等では、本当に返済してくれるか否かを判断しています。そして、審査の合否を決める上で用いられているものが個人の信用情報であり、もう少し分かり易く言うなら、過去のキャッシング或いはクレジットカードの利用等に関する情報がこれに含まれているわけです。

ですから、キャッシングの利用者であれば、利用した会社でどのような契約を結んでいたか?返済を遅らせたことはないか?等といったことがこの情報によって判断できることになります。金銭取引に関する経歴書を見られていると考えると分かりやすいかもしれません。

この経歴書には、他にも利用者の名前、住所、性別、電話番号、勤めている会社の名前や電話番号といた情報をはじめとして、過去に利用した消費者金融の名前やそこでの契約に関する情報が記録されています。その他、返済の遅れに関することや、任意整理や自己破産等の情報に関しても事故として残されているのです。

個人の信用情報の保管に関しては、株式会社日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)の3社が担当していて、日本に存在する銀行や消費者金融の全てが最低1つの会社に入っております。ただ、最低1つとは言いましたが、複数の会社に入っていることが殆どであり、あの有名なアコムも、CICとJICCの2つに加わっております。

個人の信用情報に影響を与えるのはどんな時か?

これまでのお話から個人の信用情報に関しての重要性や保管している会社についてはご理解頂けたかと思われます。では、ここからは、個人の信用情報に影響を与える時について触れていくことにしましょう。

まず、前述の通り、この情報にはキャッシングに関わる情報も登録されており、返済を遅らせたようなことがある場合にはそれも事故として残され、審査の合否を左右することも既にご存知かと思われます。

個人の信用情報に通常のやり取り以外の情報が残されることを俗に信用に傷が付くとも言われますが、これによって新規で信用に関わる行為を行う際には色々な影響が出てくるとされています。

例えば、クレジットカード関連で言えば、“新規のお申し込みが不可能となる”、“現在の有効期限で利用を打ち切られてしまう”、“キャッシング枠の金額を増やせなくなる”、“キャッシング枠自体が利用不可となる”、“クレジットカードそのものが使用不可となる”等のことが挙げられ、その他にも“住宅ローン、自動車ローンといった各種ローンが組めなくなる”、“携帯電話の購入時に分割での支払いが利用できない”、“消費者金融等でキャッシングが行なえなくなる”等といったような影響が出てきてしまうのです。

上記のことに関しては、個人の信用情報に関する傷の度合いや始めようとしている行為次第といったところもあるので、一口には言えない部分もあります。ただ、良くないことが沢山出てくるというのは間違いなく、国外で旅行をする際に何らかの事情でクレジットカードの利用をストップさせられることによって、国外でのキャッシング或いはクレジットカードを利用して買い物を楽しめなくなるというような非常に悪いことも起こりうるのです。

このように、個人の信用情報に傷が付くことで良いことは何一つないので、キャッシングを利用する時には計画性を持ち、自分の給料に見合った分だけ借りる、ということを意識するようにしてください。



消費者金融からお金が借りられる可能性のある人 消費者金融からお金が借りられる可能性の低い人
・自己破産後5年から10年経過している
・安定した収入があり十分な返済能力がある
・会社勤め
・自己破産後に借入していない
・自己破産時に利用した消費者金融以外を利用する
・自己破産からあまり期間が経っていない
・収入が安定せず返済能力が低い
・自営業やフリーターなど収入が安定しづらい職に就いている
・自己破産後に消費者金融から借入した
・自己破産時に利用した消費者金融への申し込み

自己破産しても借りられる消費者金融も

このように、一度自己破産するといわゆる大手の消費者金融からお金を借りるのは条件が合わないと厳しくなってしまいます。しかし、中小の消費者金融のいくつかは独自の審査を設けているところがあって、これらは自己破産後でもお金を借りられることもあります。

自己破産した後なのにお金を借りられる、となるとヤミ金の心配をする人もいるでしょうが、もちろん登録された正規の消費者金融です。法律によって自己破産者はお金が借りられないように決まっていると勘違いしている方も多いですが、自己破産した人にお金を貸すことは違法ではありません。ただ返済能力の面や信頼面が原因で借入できない状態になっているだけです。

自己破産者にもお金を貸している消費者金融を選べば無条件でお金が借りられるわけではありません。最低限の条件として安定した収入があり、返済能力が十分だと認められること、そして収入を証明できる書類などを提出する必要が出てくることもあります。

決して審査内容が甘い、というわけではありませんし、大手の消費者金融と比較すると初回の融資金額がかなり低めに設定されていることもあるので、思ったような金額を借りれなかった、というケースも想定しておいたほうが良いです。金利については大手とほとんど変わらないことが多いようです。

従来だと自己破産をした人は貸してくれる消費者金融が無かったのでヤミ金を利用せざるを得ませんでしたが、正規登録消費者金融のなかにも自己破産経験者を審査対象にした業者が増えてきたのは望ましいことだと言えるでしょう。もちろん利用する時は必要最低限の金額だけを、計画的に借りるように心がけましょう。

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