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借金を一本化するメリットとデメリットを考える

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銀行などの金融機関の窓口や消費者金融のホームページなどで「借金の一本化ができる!」という広告を見かけることがあります。言い方は様々で「おまとめローン」「一本化ローン」と呼ばれることもあります。

借金の一本化はどのようなものなのか、というと複数の借金がある場合それをひとつの消費者金融にまとめることを言います。

例えば、A社から50万円、B社から40万円、C社から10万円借金をしていたとします。合計で返済しなくてはならない金額は100万円です。そこでD社の借金の一本化を利用すると100万円借入してそのお金を使ってA社、B社、C社の借金を返済します。あとはD社に残った借金100万円を返済していけばOK、という仕組みです。

「それぞれで返済すれば良いじゃないか」と思うかもしれませんが借金を一本化することによって生まれるメリットがいくつかあります。

借金の一本化のメリット

借金の一本化を利用すると得られるメリットには次のようなものが挙げられます。

返済日をまとめる

複数の借金をしているとそれぞれの消費者金融毎に返済日が設定されているため思うように返済できない場合があります。例えば、うっかり返済を忘れてしまったり、ついつい返済日前にお金を使ったり、といったことがあります。一本化することによって返済日が1ヶ月に一度になるのでこれらの心配がなくなり管理しやすくなります。もしも返済に遅れてしまうなど遅延損害金が発生して必要以上に利息を支払わなくてはなりません。

返済額を抑えられる

ここでいう返済額は月々の返済額です。複数の借金をしているとそれぞれが設定した返済額を振り込まなくてはなりません。しかし一般的には一本化した方が毎月の返済額を小さくできるため、その分生活費に余裕を持たせられます。

金利を抑えられる

多くの借金の一本化は金利が低めに設定されています。これは、貸金業法による利息の上限が大きく関係しています。現在の金利は以下の表の通りとなっています。



借入金額 金利
10万円未満 20%
10万円以上100万円未満 18%
100万円以上 15%



このように、より多くの借り入れした方が金利が低めに設定されています。金利が低い方が月々に発生する利息も小さくなるのでうまくいけば総返済額を小さく抑えることも可能です。

借金の一本化のデメリット

メリットの大きい借金の一本化ですが、デメリットも存在しています。

総返済額が増えることもある

借金を一本化することで金利が下がるメリットが生まれますが、借入金額自体が大きくなるため返済にかかる期間が延びてしまうことがあります。そうなると、月々に発生する利息は小さくなったとしても、期間が伸びる、つまり発生する回数が増えるため結果的に総支払い額が増えてしまうことがあります。

例えば下の表のような借金の一本化を行ったとしましょう。

ローンの一本化


D社に一本化を依頼


  借入額 毎月の返済額 金利 返済期間 利息総額
D社 100万円 4万円 15% 31か月 20万6514円



この表の例でいくと、金利は借金の一本化に利用したD社が圧倒的に有利になりそうなものです。また月々の返済額も6万5000円から4万円に減らすことができました。しかし、支払い期間が最長20ヶ月だったところか31ヶ月もかかってしまいます。その結果、発生する利息総額がおよそ6万円も増えてしまいました。しかし、月々の返済額を以前と変わらない6万5000円に設定した場合次のようになります。

月々の返済額を高めに設定


  借入額 毎月の返済額 金利 返済期間 利息総額
D社 100万円 6万5千円 15% 18か月 11万6566円



利息総額が11万7500円程度になったため、一本化することで利息を3万円抑えられました。

借金の一本化を使っている理由として「負担を減らしたい気持ち」が挙げられますが、月々の返済額を少なめに設定してしまうと生活に余裕は出る一方で利息総額が膨らみがちです。ですので、このあたりについてもきちんと考えた上で一本化を検討しましょう。

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