消費者金融でお金を借りる時には、返済方法を検討する必要があります。
できるだけ効率よく早く返したい
できるだけ利息を払わずに返済したい
などといった希望を持っている方も多いでしょう。
そこで今回は、消費者金融での返済の仕方や、各社返済の種類など詳しくご紹介します。
これを読めば、自分にとって利便性の高い返済方法が見つかるはずですよ。
ぜひ読み進めてくださいね。
目次(もくじ)
消費者金融で返済する方法は5通りある
まずは、消費者金融での一般的な返済方法について見ていきましょう。
返済方法としては、次の5つあります。
- 店頭窓口で返済
- 消費者金融の専用ATMや提携先ATMで返済
- インターネット返済
- 銀行振込みで返済
- 口座振替で返済
一つ一つ解説していくので、返済方法の選択の参考にしてくださいね。
店頭窓口で返済
店頭窓口での返済は、店員さんとの対面方式になります。
人に会いたくないと思っている方には不向きですが、相談しながら返済できるので、困ったことがあった時など利用するといいでしょう。
ただ、店頭窓口はどの消費者金融も店舗数が少ないので、混雑も予想されます。
ホームページなどで、事前に確認してから行くといいですね。
消費者金融の専用ATMや提携先ATMで返済
一番返済をしやすいのが、消費者金融の専用ATMや提携先ATMでしょう。
今では、大手銀行やコンビニにも提携ATMを設置している消費者金融がほとんどです。
コンビニでは、24時間いつでも返済が可能なATMが多くあります。
仕事帰りになど自分の融通の利く時間で返済できるので便利ですね。
しかし、返済には100~200円(税抜)程度の手数料が発生するので注意しましょう。
手数料を節約したいのであれば、専用ATMがおすすめです。
自社のATMであれば、借り入れはもちろん、返済にも手数料がかかりません。
余計な出費を防ぐコツでもあります。
インターネット返済
パソコンやスマホなどをお持ちの方であれば、インターネット返済もおすすめです。
インターネット返済では、ATMや銀行、店頭へ行く必要もなく自宅で簡単に返済ができるので利便性が高いと言えます。
もちろん、金融機関の営業時間などを気にする必要もありません。
また、ネットで返済が完了するとすぐに処理がされるので、追加融資も可能になります。
ネット返済での振込手数料を0円で行っている消費者金融もあるので、便利でお得です。
ただし、ネット返済の利用には事前に対象金融機関の口座のネット利用登録が必要になるので注意しましょう。
銀行振込みで返済
銀行振り込みでの返済も可能です。
振込先の口座は各社会員専用ページで確認する、もしくは専用ダイヤルで確認をしましょう。
銀行振込では、利用する銀行を選ばずすぐに振込返済ができるので、急いでいる場合などは便利です。
しかし、振手数料は負担しなくてはいけません。
銀行間での振り込みは、提携ATMに比べ手数料が高い場合があるので注意してくださいね。
口座振替で返済
口座振替では、自動的に決まった日に引き落しされます。
指定した口座に入金してさえおけば、期日に勝手に引き落とされるので返済も簡単に済みます。手数料も発生しません。
しかし、口座に引き落とし記録は残るので通帳に記載されてしまいます。
また、口座振替依頼書の提出などの手続きが面倒な点もあり、利用者は少ないのが現状のようです。
できるなら早く返したい!なるべく早く上手に返済する方法を紹介!
借金をしてしまうと、何となく気が重くて早く返済をしてしまいたいと思う方も多いでしょう。
次は、返済を早く済ませる方法をご紹介します。
- 繰上げ返済をして毎月多く返済する
- 返済日は給料日の直後に設定しておく
といった2つの返済方法があるので、ぜひ参考にしてくださいね。
繰上げ返済をして毎月多く返済する
繰り上げ返済とは、約定返済の他に返済をすることをいいます。
約定返済とは、毎月返済しなくてはいけない金額であり、この返済が遅れると滞納となってしまうものです。
この約定返済の他に、繰り上げすることによって、早く元金を減らすことができその結果、かかる利息が減るというメリットが大きい返済方法です。
効率よく返済をするには利用していきたい方法ですね。
繰り上げ返済の詳しい内容については、次の記事も参考にしてみてください。
返済日は給料日の直後に設定しておく
返済日を指定できる場合は、給料日の直後に設定しておくのがおすすめです。
手元にお金が残っているうちに返済を済ませておけば、次の給料日まで心が軽くなるはずです。
また、返済ができずに滞納といった事態を防止するにも役立つので、返済を第一に給料日の直後に返済をするようにしましょう。
各消費者金融の返済方法を紹介!
ここからは、各消費者金融の返済方法についてお話します。
ご紹介するのは次の大手4社です。
- プロミス
- アコム
- アイフル
- SMBCモビット
消費者金融によって対応している返済方法が異なるので、注意して読み進めてくださいね。
プロミスの返済方法
最短10秒で指定口座に借り入れができる、瞬フリが特徴のプロミスですが、返済方法としては、次の表のようになります。
返済方法 | 手数料無料 | 土日返済 | 24時間返済 |
---|---|---|---|
インターネット返済 | 〇 | 〇 | 〇 |
店頭窓口 | 〇 | × | × |
口座振替 | 〇 | ― | ― |
専用ATM | 〇 | 〇 | 〇 |
提携ATM※ | 〇 | 〇 | △ |
注意点としては、提携ATMによって返済は24時間対応していない可能性があり、利用したいATMによって営業時間が異なるので確認が必要になります。
また、提携先ATMでは、ローソンやセブン銀行などコンビニATMでは、100~200円(税抜)の返済手数料がかかります。
しかし、提携先である三井住友銀行のATMや専用ATMであれば、手数料無料で返済が可能なので近くにある場合は利用するといいでしょう。
プロミスでは、プロミスポイントサービスを提供しています。
ポイントサービスに加入し、各種サービスを利用するとポイントが貯まり、たまったポイントはATMでの手数料や、ポイントを使って一時的に無利息にすることも可能です。
アコムの返済方法
アコムの返済方法については、次の表を確認してください。
返済方法 | 手数料無料 | 土日返済 | 24時間返済 |
---|---|---|---|
インターネット返済 | 〇 | 〇 | 〇 |
店頭窓口 | 〇 | × | × |
口座振替 | 〇 | ― | ― |
専用ATM | 〇 | 〇 | 〇 |
提携ATM | 〇 | 〇 | △ |
アコムには、35日ごとの返済と毎月指定日の返済を選ぶことができます。
35日ごと返済を選ぶ場合は、毎月返済日が異なるので確認が必要です。
忘れないよう、返済日お知らせメールなどを活用していきましょう。
また、口座振替の場合は、毎月6日が指定日になるので気をつけてくださいね。
専用ATMやコンビニATMでは24時間返済が可能ですが、銀行のATMを利用する場合は営業時間内に済ませてください。
アイフルの返済方法
アイフルでは、インターネット返済には対応していません。
返済方法 | 手数料無料 | 土日返済 | 24時間返済 |
---|---|---|---|
インターネット返済 | × | × | × |
店頭窓口 | 〇 | × | × |
口座振替 | 〇 | ― | ― |
専用ATM | 〇 | 〇 | △ |
提携ATM | 〇 | 〇 | △ |
また、専用ATMは24時間対応していないので、23:00もしくは23:30に利用できなくなるATMがほとんどなので気をつけましょう。
提携ATMとしては、三菱UFJ銀行のほかコンビニのATMでの返済になります。
対応ATMの若干少なさと、対応時間の短さは感じますが、セブンやローソンなど大手コンビニでの返済が可能なので、思ったよりも不便を感じないでしょう。
SMBCモビットの返済方法
SMBCモビットの返済方法は、他の消費者金融より少ないです。
返済方法 | 手数料無料 | 土日返済 | 24時間返済 |
---|---|---|---|
インターネット返済 | × | × | × |
店頭窓口 | × | × | × |
口座振替 | 〇 | ― | ― |
専用ATM | △ | 9:00~17:00 | × |
提携ATM※ | 〇 | 〇 | △ |
SMBCモビットは専用ATMを持っていません。
返済手数料が無料である専用ATMがないのは、ちょっとデメリットと感じますね。
しかし、三井住友銀行のATMであれば、手数料無料で返済ができるので利用していきましょう。
SMBCモビットの返済方法としては、次の3つがあります。
- 口座振替
- 銀行振込
- 提携ATM
他社の返済方法に比べ不便に感じるかもしれません。
しかし、提携ATMはコンビニやその他の金融機関も対象ですし、口座振替も可能なのでこの2つの方法で検討している方には、さほど問題はないでしょう。
利息も抑えて返済金額にまわすなら消費者金融の専用ATMだけを利用しよう!
借金をしている以上、返済にはできるだけ余計なお金をかけたくないと思う方も多いでしょう。
できるだけ、手数料を抑えて返済をしたい場合は、消費者金融の専用ATMを利用した方が、利便性などを考えるとおすすめです。
そして、利息を抑えるためにもできるだけ繰り上げ返済を活用できるといいですね。
消費者金融の専用ATMについては、次の記事も参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、消費者金融の返済方法の解説や、大手消費者金融の返済について詳しくご紹介しました。
重要なポイントとしては次の4つがあります。
- 返済方法は各消費者金融によって異なる
- 口座振替は通帳に残る
- 専用ATMで返済をすると、手数料無料で返済ができる
- できるだけ繰り上げ返済を利用することで、効率的に返済が完了する
返済方法をいろいろ検討したい
利用しやすい返済方法はないか
など、返済方法で悩んでいる方は、この記事を参考にしてください。
きっと、自分にぴったりの返済ができるはずです。