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キャッシングやローンなどで求められる物的担保とは何だろう?

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キャッシングやローンの契約を結ぶ際に「担保」を用意しなくてはならない場合があります。最も身近なものとしては銀行や信金とローン契約を結んだ際に発生する担保ではないでしょうか。主に住宅ローンや自動車ローンといった目的別ローンで必要となってくる機会が多いです。

ローンやキャッシングなどの契約を結ぶ際に、債務者(借金をする人)は返済する義務が生じます。しかし、借入金額が大きくなったり、返済期間が数十年になるような大掛かりなローンの場合だと途中で返済できなくなってしまう可能性も十分考えられます。そうなると債権者(銀行や消費者金融など)にとってはデメリットしかありません。そこで担保を用意することによって損失を最小限に抑えようという訳です。

担保は大きく分けると「物的担保」「人的担保」の2つがあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

物的担保

物的担保は特定の財産を抵当にすることで債権を確保する担保のことを言います。一般的には不動産などが当てはまるケースが多いです。例えば、住宅ローンの場合だと、物的担保としてマイホームが抵当に充てられます。その結果、万が一途中で住宅ローンの返済が滞ってしまったり、返済することができなくなった場合は物的担保として登録されているマイホームを競売にかけて、競売で得られたお金をそのまま住宅ローンの返済に充てる、というわけです。

これを「抵当権」と言います。あらかじめ借金の対価として物的担保にマイホームを登録することが住宅ローンの絶対条件だということになります。もちろん住宅ローン以外でも物的担保を設定しなくてはならないものもたくさんあります。最近だとビジネスローンの一部が物的担保を要求する場合があります。対象としては工場やオフィスなどが物的担保になることが多いようです。不動産関連は価値が高いですし、大きく変動するリスクもそこまでない、さらに比較的用意しやすい物的担保ということでやはり人気が高いです。

人的担保

人的担保は物的担保と対を成す担保といっても良いでしょう。具体的には保証人や連帯保証人、連帯債務者などが挙げられます。要するに、債務者(ローンの契約を結んだ借金をしている人)が返済できない状態に陥った場合、人的担保として登録されている保証人や連帯保証人が返済しなくてはならない、という義務が発生します。だからこそ「うかつに保証人になってはいけない」と言われているわけです。

ちなみに、保証人と連帯保証人の違いについてですが、保証人の場合は「まずは本人に請求・執行してから来て欲しい」と要求する権利(催告の抗弁、あるいは検索の抗弁)を持っています。しかし連帯保証人の場合は無条件で請求されてしまいます。もしも連帯保証人として人的担保に加わらなくてはならない場合はより慎重になる必要があります。

このように、物的担保と人的担保とでは性質が異なってきます。物的担保の場合は物に対する信用なので価値が変動しにくいものが指定されることが多く、また担保としての役割を手堅く果たせるものです。しかし人的担保の場合は変動しやすい人に対する信用を担保としているためあまり確実性が高いとは言いがたいです。担保が必要な契約を結ぶ場合はどちらかというと物的担保の方が重要であることが多いのはこのような理由があるからです。

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