審査が甘い消費者金融業者について

・審査が甘い業者にご用心
お金を必要としている人が金融業者を利用する際に最も気になるのが、審査ではないでしょうか。どれだけ返済する意志があろうと、肝心の業者が申込者の返済能力を認めてくれなければ、借り入れの申請は却下されてしまいます。多くの人は、少しでも審査の甘い業者にあやかろうと奔走しているのが実情です。

 

しかし、ここで気を付けなければならないのが、金融業者は決してボランティアで顧客に金を貸しているわけではないということです。審査の甘さをアピールしてたくさんの顧客を呼び込もうとしている金融業者はたくさん存在していますが、世の中そんなに甘くはありません。実際には、申し込んでも何かと因縁をつけられて審査で落とされる会社ばかりです。その結果、各金融業者が共有している自分の信用情報に傷がついて、ますますお金を借りづらくなっていきます。

 

世間一般で審査に通りやすいと噂されているからといって安易に申し込むのは考え物です。特に、雑誌やテレビのCMで大々的に宣伝されているような大手の金融業者の審査が甘いはずがありません。顧客を選んでくる金融業者には十分に注意しましょう。

 

審査が厳しい金融業者にも注意が必要

では、審査が厳しい金融業者なら良いかというと、必ずしもそうとは言い切れません。

 

例えば、@ローン、プロミス、モビット、オリックスなどの大手の銀行系カードローンは、借入限度額が高くて金利が安いという理想的なサービスを提供していることで有名ですが、審査の厳しさは尋常ではありません。身分証明書や収入証明書を提出させられるのは当然としても、年収が一定条件を満たしていないとその時点で即申し込みを却下されることもあります。まさに、年齢制限ならぬ年収制限です。また、就いている職種や就業年数によって審査が厳しくなることもあるため、低収入の人にとっては非常にハードルの高い存在と言えるのです。

 

よしんば審査に通ってカードが発行されたとしても、他社からの借り入れ状況によっては、ある日突然融資限度額が0になってしまうこともあります。これではカードをATMに入れても一切新規の借り入れが出来ず、返済専用のカードと化してしまいます。

 

このように、大手の銀行系金融業者は社会的知名度が高い分、経済力のない顧客に対しては容赦がないというデメリットもあるのです。

 

貸金業法改正について

平成21年に賃金業法が改正されて以後、金融業界はいろいろな点で大きく様変わりしました。

 

年収の三分の一以上の借り入れを禁じる「総量規制」は、本来多重債務に陥りやすい債務者を救済するためのルールですが、この法律によって多くの人が借り入れそのものが出来なくなってしまったのです。その結果、金を借りるために非合法な暴利をふっかけてくる「ヤミ金」に手を出す債務者が急増して、本末転倒の状況を生み出してしまいました。

 

なお、銀行系のカードローン会社の中には、総量規制の対象外となる金融サービスを提供しているものもあります。この手の金融商品を活用すれば理論上は800万円近くもの多額の融資を受けられるとあって、多くの債務者から羨望のまなざしを集めています。

 

しかし、それはあくまで理論上の話です。消費者金融の利点は保証人不要の迅速融資にこそありますが、多額の融資となると保証人や担保を要求されることがあります。800万円の融資の保証人となると、最低でも年収1,000万円程度のステータスは求められるものです。それだけの収入がある人なら、最初から庶民向けの金融サービスなど活用しないのではないでしょうか。つまり、所詮は絵に描いた餅であり、債務者を集めるための餌と言っても過言ではないのです。

 

さらには、金融業界でまかり通っていた「グレーゾーン金利」と呼ばれる金利の適用が完全に禁止され、多くの債務者が金融業者に過払い金の請求を開始しました。たくさんの業者が資金繰りに困窮し、今では貸し渋りを行う消費者金融業者も珍しくありません。

 

ライフカードとアイフル、@ローンとプロミスなど、今や多くの金融業者が合併や買収を繰り返しています。債務者が頭を抱えているのと同様、金融業者も生き残るために大変なのです。キャッシングを利用したい人は、このような金融業界の現状をしっかり頭に入れておく必要があります。

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