ノンバンクといえば、消費者金融のイメージがありますが、
実際にノンバンクが何かわからない。
ノンバンクと銀行はなにが違うかわからない
などの疑問がでてきます。
ここでは、ノンバンクと銀行の違いを解説していきます。
これを読めば、両者の違いがはっきりと分かるようになるので、チェックしてみてくださいね!
そもそもノンバンクとは
預金などを受け入れず、信用で貸付けることを業務とする金融会社を指します。
一般的にはノンバンクといえば主に、以下の3つが挙げられる。
- 消費者金融会社
- 信販会社
- クレジットカード会社
銀行とノンバンクの違いはなに?
ノンバンクは貸金業法が適用され、銀行は銀行法が適用されるため、貸し出す際の法律が異なります。
他にも、利用するときに重要な以下の3点の違いがあります。
- 総量規制の違い
- 金利の違い
- 融資スピードの違い
銀行系 | ノンバンク | |
---|---|---|
金利 | 14%~18% | 17%~18% |
融資までの時間 | 条件が合えば即日融資 | 多くは即日融資対応 |
総量規制 | 総量規制対象外 | 総量規制対象 |
パートやアルバイト | 可能 | 可能 |
専業主婦 | 配偶者の収入により可 | 不可 |
利便性 | 銀行ATMからの借入や振込み、返済は引き落としが多い | コンビニATMやネットバンキングなど様々な方法で利用できる |
詳しくみていきましょう。
総量規制の違い
銀行のカードローンは名前の通り銀行が取り扱っている商品となります。
最大の特徴は総量規制の対象外だということです。
総量規制というのは貸金業を対象とした法律のひとつで、年収の3分の1以上は借入することができない、という決まりになります。
しかし、いまでは消費者への貸しすぎを防ぐために自主規制を行っているためほぼ同じくらいの規制を行っています。
金利の違い
銀行系とノンバンクの大きな違いのひとつに設定されている金利が挙げられます。
いずれも利息制限法に基づいた上限金利が守られていますが、銀行カードローンのほうが低金利に設定されていることの方が多いです。
ノンバンクも業者によって金利の設定が異なるため必ず比較しておきましょう。
融資スピードの違い
ノンバンクは、業者によりますが即日で最短30分で融資を受けられるサービスを行っているため、銀行のように2~3日待つ必要はありません。
また、WEB上のみで申し込みが完結できるサービスもあるため、申し込みしやすいメリットもあります。
まとめ
ここまで、ノンバンクと銀行の大きな違いが何かを解説してきました。
以前では銀行が安全、ノンバンクは危険と言われていましたが、今となってはノンバンクは総量規制を敷き、銀行は自主規制をおこなって、両者とも利用する人にとって不利益とならないように変化しています。
銀行系はノンバンクと比べると審査の内容が厳しい傾向にあるとも言われているためフリーターやパート、派遣社員、自営業者だとなかなか審査に受からない可能性あり。
ノンバンクの場合はネットからの申し込みや即日融資にも対応しているため比較的幅広い人たちが申し込みやすいといえます。
両者の違いを理解した上でどっちが自分に合っているのかを判断して申し込みをしてくださいね。