福祉医療機構の年金担保貸付事業を活用せよ!

消費者金融の貸し付け条件を見てみると、安定した継続的な収入と規定されています。障害年金といって、体に何らかの障害があって日常生活を送ることに支障のある人の支払われる年金があります。定期的に年金支給されるので、一見すると消費者金融の指定する安定した収入をクリアしている感じがします。

 

しかし結論からいうと、主要な消費者金融では障害年金受給者に対して融資を行っていません。なぜなら年金を担保にして借入を禁じる法律があるからです。もしどうしても消費者金融から借り入れをしたいのであれば、アルバイトでもパートタイマーでも何でも構わないので仕事して、自分の所得を確保することです。

 

年金担保貸付事業の活用

では障害年金を受け取っている人がお金に困った場合、どうすればいいのでしょうか?民間の消費者金融では、年金を担保にして借入できません。ただし年金を担保にした借入の方法は一つ、残されています。それは年金担保貸付事業という制度を活用するものです。

 

年金担保貸付事業とは、福祉医療機構という独立行政法人が行っているものでこちらであれば障害年金だけが収入の方でも借り入れできます。年金担保貸付事業の概要は、以下のような感じになります。

  年金担保貸付事業の内容
窓口 年金を受け取っている銀行など
融資額 10万円〜250万円
金利 1.6%
連帯保証人 要(信用保証制度あり)
審査にかかる期間 約3週間

 

年金担保貸付事業で借り入れをするためには、連帯保証人を付ける必要があります。連帯保証人になってくれる人のいない場合、信用保証期間を使って信用保証制度を活用してください。この場合、保証料を負担しないといけません。

 

ちなみに年金担保貸付事業を使って借り入れした場合の返済方法ですが、自分でどこかに支払いに行く必要はありません。年金支給機関から福祉医療機構が直接差し引くからです。福祉医療機構が借入した段階で、年金支給機関の年金の全額を受け取る権利が生じるからです。そしてあらかじめ決められた返済額を受け取って、障害年金受給者に振り込む形を取ります。

 

計画的な借り入れをすべし

年金担保貸付事業で借入してしまうと、返済が完了するまでは年金の使い道は返済が優先されます。返済分がすでに差し引かれた、いつもよりも少ない金額しか受け取れなくなることに注意してください。今まで通りの生活をしていると、またお金が足りなくなるということもあり得ます。

 

そしてカードローンのように融資限度額の枠内であれば、前回の借金を完済していなくても新規借り入れができます。しかし年金担保貸付事業の場合、返済途中で追加の借入ができません。ですから返済期間中は、生活費のやりくりはいつも以上に慎重であるべきです。

 

またカードローンの場合、スピード融資してくれる所が多いです。しかし年金担保貸付事業の場合、即日融資に対応していないことも頭の中に入れておくべきです。だいたい3週間程度の審査期間が必要になると認識すべきです。ですから前もってお金の足りなくなることを想定して、申し込みをしないといけません。

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