ビジネスローンの性質を比較

ビジネスローンと銀行(プロパー)融資との違いはどこにある?

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いずれも事業性資金として活用できるのがビジネスローンと銀行融資(銀行プロパー融資)なのですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。ビジネスローンと銀行融資(銀行プロパー融資)の特徴について紹介しますので参考にしてみてください。

銀行融資(銀行プロパー融資)とは様々な違いがあります

ビジネスローンと銀行融資(銀行プロパー融資)とを比較すると、実際には様々な違いがあります。

ちなみに銀行でも「ビジネスローン」という名前の金融商品を提供している場合があるため、今回は消費者金融などが提供する「ビジネスローン」と、銀行が事業資金を対象として融資を行う「プロパー融資」とを比較してみました。

それぞれの項目については前者がビジネスローン、後者がプロパー融資の特徴となります。

・融資の名称:「ビジネスローン」⇔「プロパー融資」
・提供する金融機関:「消費者金融・信販会社」⇔「銀行」
・利用限度額:「最大で500~1000万円」⇔「審査次第で最大億単位」
・審査に必要な期間:「最短で60分」⇔「通常数ヶ月程度」
・審査の難易度:「比較的審査に通りやすい」⇔「厳しい」
・金利設定:「10%~18%程度」⇔「低め(審査次第)」
・必要な事業歴:「開業費の融資も可能」⇔「3年程度の事業歴が必要」
・保証人の有無:「保証人は不要」⇔「保証人が必要」
・担保の有無:「担保は不要」⇔「保証人が必要」

銀行がプロパー融資の可否を判断する場合には、銀行の融資担当者が企業の経営状態について財務所諸表に基づき詳細な審査を行い、稟議書を作成して上司の判断を仰ぐことになります。そのため融資の申し込みから実際の融資までには数ヶ月程度の期間が必要になることが一般的です。

また銀行のプロパー融資では金利についても審査で決定することになります。企業の経営状態により利用できる金利は異なるのですが、通常は金利5%以下で利用することができるようです。

ちなみにビジネスローンの場合には金利は10%~18%程度の設定となります。これらの金利の違いについては、それぞれが許容できる貸し倒れリスクの違いが大きく影響しています。銀行のプロパー融資では審査を厳しく行うため貸し倒れのリスクが低く、それだけ低金利に設定することができるのです。

一方のビジネスローンの場合には担保なしで比較的簡単に借り入れができるため、金利を高く設定することにより貸し倒れのリスクに対応しているのです。

銀行のプロパー融資でも、金利を高く設定してもかまわないのであれば今よりもずっと審査に通りやすくなるはずです。一方のビジネスローンでも、審査をもっと厳しくしてもかまわないのであれば今よりも金利を低くできることになります。

審査の厳しさと金利の高さはお互いに相反する関係になります。また審査基準についても同様であり、じっくりと時間をかけて審査を行えば金利は低く設定することができますが、一方で簡便な審査で融資を行うのであれば金利は高めに設定することが必要になるのです。

銀行融資(銀行プロパー融資)を利用するためには一定の事業歴が必要とされます

ビジネスローンでは開業資金として利用できる場合などもあります。これは事業歴が0年でも利用できる可能性があるということです。一方の銀行融資の場合には利用するためには一定の事業歴が必要とされます。

銀行融資では貸し倒れを防ぐために慎重な審査が行われます。詳細な審査を行うためには少なくとも過去2期分の決算書類が必要になりますので、通常はこれまでに2期の営業実績があり現在3期目の営業に入っていることが融資のための最低条件とされているのです。

銀行融資(銀行プロパー融資)を利用するためには担保や保証人が必要とされます

ビジネスローンは無担保で、第三者による保証人なしで利用できることが特徴となっています。一方で銀行融資の場合には利用するためには担保や保証人が必要とされることがほとんどです。

また規模が小さい企業や業歴が浅い企業などの場合には、「保証付融資(信用保証協会の保証が受けられる融資)」を選択することが必要かもしれません。銀行融資では担保や保証人により貸し倒れのリスクに備えることで、低金利による融資を実現しているのです。

金利の違いがビジネスローンと銀行融資(銀行プロパー融資)との大きな違いになります

ビジネスローンと銀行融資とを比較すると様々な違いがあるのですが、その中でも最も異なるのが金利の違いです。

金利は貸し倒れのリスクに基づいて決定されますので、低金利で利用することができる銀行融資には「審査が厳しい」「審査に時間がかかる」「保証人や担保が必要」「一定の業歴などが必要」といったデメリットが生じることになります。

これらのデメリットが許容できるのであれば、低金利で利用することができる銀行融資を選択することが有利になります。一方で借りやすさや即日融資などを重視するのであれば、金利が高くてもビジネスローンを選択するのがよいでしょう。

それぞれのメリットやデメリットをしっかりと理解して、それぞれを選択したり併用したりすることをおすすめします。

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